「味噌」の“噌” という漢字。実はこれ、みそのためだけにつくられた字で、「味噌」以外には使われていないんです。みそは日本人がつくりだした調味料で、“味噌”という漢字とともに古くから私たち日本人になじみ深いものなんですよ。
一般的に “みそ”という言葉は日本のものを限定してそう呼んでいますが、東アジア・東南アジアの発酵食品の一部を含める場合もあります。「中華味噌」と呼ばれている「醤 (ジャン)」などがそれですね。
江戸時代にはこんなことわざがあったのを知っていますか?
当時の日本人にとって、みそは朝晩の食事には欠かせない健康食でした。もちろんそれは現代の私たちにも通じることですよ。