人気のみそ汁の具
みその起源といわれている中国の醤(しょう/ひしお)にはみそ汁のように使われた記録はなく、みそ汁は日本で生まれ、発展した料理だといえます。最初にみそ汁が登場したのは鎌倉時代。室町時代になって一般に普及しました。庶民たちは季節の具材を使って、バラエティ豊かなみそ汁をつくりました。古典資料には芹やふきのとうなどの山菜や季節の野菜、現在でも人気の豆腐・わかめ・大根が具として使われていた記録が残っています。
昔ながらのみそ汁もおいしいのですが、いろいろな食材と相性が良く、毎日飽きることなく食べられるのもみそ汁の魅力のひとつです。アボカドやトマトなどの野菜とも意外と合います。また、バターを落として風味にアクセントをつけたり、そうめんやうどんを加えて食事がわりにしたりとアレンジは自由自在です。
トマトとズッキーニのみそ汁
トマトは種を取り、湯むきして一口大にしてお椀に盛り、味噌汁を注ぎます。
アボカドとチーズのみそ汁
お椀にカレー粉をごく少量入れ、みそ汁を注いでカマンベールチーズをのせます。
[人気のみそ汁の具](2013年 みそ健康づくり委員会調べ)
[変わり種の具]
トマトとズッキーニのみそ汁
トマトは種を取り、湯むきして一口大にしてお椀に盛り、味噌汁を注ぎます。
アボカドとチーズのみそ汁
お椀にカレー粉をごく少量入れ、みそ汁を注いでカマンベールチーズをのせます。