みそ蔵 | ハナマルキのみそ情報 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki Just another WordPress site Tue, 11 Apr 2017 07:44:38 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.7.3 人気のみそ汁の具 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/knowledge/ingredient-of-miso-soup/ http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/knowledge/ingredient-of-miso-soup/#respond Tue, 07 Mar 2017 10:28:34 +0000 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/?p=102 みその起源といわれている中国の醤(しょう/ひしお)にはみそ汁のように使われた記録はなく、みそ汁は日本で生まれ、発展した料理だといえます。最初にみそ汁が登場したのは鎌倉時代。室町時代になって一般に普及しました。庶民たちは季節の具材を使って、バラエティ豊かなみそ汁をつくりました。古典資料には芹やふきのとうなどの山菜や季節の野菜、現在でも人気の豆腐・わかめ・大根が具として使われていた記録が残っています。

みその起源と歴史へ

 

昔ながらのみそ汁もおいしいのですが、いろいろな食材と相性が良く、毎日飽きることなく食べられるのもみそ汁の魅力のひとつです。アボカドやトマトなどの野菜とも意外と合います。また、バターを落として風味にアクセントをつけたり、そうめんやうどんを加えて食事がわりにしたりとアレンジは自由自在です。

 

トマトとズッキーニのみそ汁
トマトは種を取り、湯むきして一口大にしてお椀に盛り、味噌汁を注ぎます。

アボカドとチーズのみそ汁
お椀にカレー粉をごく少量入れ、みそ汁を注いでカマンベールチーズをのせます。

 

[人気のみそ汁の具](2013年 みそ健康づくり委員会調べ)

人気の味噌汁の具ランキング人気の味噌汁の具ランキング

 

[変わり種の具]

味噌汁の変わり種の具味噌汁の変わり種の具

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世界に広がるMISO http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/knowledge/miso-to-the-world/ http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/knowledge/miso-to-the-world/#respond Tue, 07 Mar 2017 10:21:02 +0000 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/?p=90 「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことや世界的な健康食ブームもあり、みその輸出量は増えています。1975年の輸出実績は800tでしたが2015年には1万3000tを超え、約16倍にも成長しています。輸出先のトップはアメリカ。次に韓国、台湾と続きます。

欧米ではスープにして飲む他、パンや野菜に塗ったり、マスタードやバターなどの好みの調味料と混ぜたりして使う方もいるようです。みそはいろいろな食材と相性がいい万能選手。ご家庭でも自由にアレンジして、みそを使ってみてください。トマトケチャップとみそを合わせた「トマみそ」もおすすめです。

トマみそレシピはこちらから

 

[みその輸出実績]
財務省「日本貿易月表」

みその輸出実績みその輸出実績

 

[みその主な輸出実績](2014年)
財務省「日本貿易月表」
味噌の主な輸出実績(2014年)味噌の主な輸出実績(2014年)

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保存方法とみその変化について http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/recipe/preservation-of-miso/ http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/recipe/preservation-of-miso/#respond Tue, 07 Mar 2017 10:10:11 +0000 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/?p=84  みそは室温で保存しても腐ることはありませんが、長期間保存すると淡色みそは赤色に、赤みそはいっそう色が濃くなります。これはアミノ酸が糖分と反応して褐色に変化するメイラード反応で、温度が高いほど強くなります

淡色みそ・赤みそとは

 

変色しても栄養成分には変化はありませんが、味や香りが損なわれてしまいます。開封後は袋の口を閉めて、空気が入らないように冷蔵保存を。容器入りの場合はみその表面にラップを密着させてからふたをすることで品質が保てます。家庭では冷凍保存が便利です。家庭の冷凍室では凍ることはなく、取り出してすぐに使えます。

みその表面に白いカビのようなものがでてくることがありますが、酵母の一種で無害です。香味を損なうので発生した場合はその部分を取り除いてお使いください。みそ表面のラップ(または袋の密閉)と冷蔵保存で発生を防ぐことができます。これとは別にみその表面や内部にできる白い結晶は大豆のたんぱく質が分解してできたアミノ酸の結晶で心配はいりません。

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みそ汁の塩分は多くはありません http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/health/salt-in-miso/ http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/health/salt-in-miso/#respond Tue, 07 Mar 2017 10:03:01 +0000 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/?p=81 塩分を制限するためみそ汁を控えるという人もいらっしゃいますが、みそ汁のお椀1杯あたりの塩分量は約1.2gです。1日の塩分摂取量は男性8.0g未満、女性7.0g未満とされ、食事1回に1杯であれば塩分を心配する必要はありません。それでも気になる方にはカリウムの多い具だくさんのみそ汁がおすすめです。ほうれん草、いも類、春菊などカリウムを多く含む具材は、塩分の体内吸収を防いでくれます。また、わかめやごぼう、こんにゃくなど食物繊維の多いものも塩分の排出を助けてくれます。

 

[食品中のカリウム量]
「五訂食品成分表」より作成

食品に含まれるカリウム量 食品に含まれるカリウム量

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みそに含まれるたくさんの栄養素 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/health/nutrient-of-miso/ http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/health/nutrient-of-miso/#respond Tue, 07 Mar 2017 09:54:05 +0000 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/?p=68 みその主原料である大豆は、良質の植物性たんぱく質を多く含む食品です。みそは発酵によって、大豆にはない、またはあっても少量のアミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、栄養的にさらに優れたものになっています。酵素によって加水分解されたたんぱく質はアミノ酸になり、その中には生命維持に不可欠な必須アミノ酸9種類がすべて含まれています。その他ビタミン、ミネラル、食物繊維、炭水化物など多くの栄養素を含むみそ。ひとつの食品でこれほどたくさんの栄養を含むものは、他にありません。

 

[みその栄養成分]
淡色辛みその場合/100gあたり「五訂食品成分表」より作成

みその栄養成分淡色辛味噌の100gあたりの栄養成分

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みその歴史(戦国時代〜江戸) http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/history/sengoku-edo/ http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/history/sengoku-edo/#respond Tue, 07 Mar 2017 09:46:52 +0000 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/?p=66 戦国時代には、戦の勝敗を左右する兵糧(戦陣食)として戦国武将たちは米と並んで、みそに大きな関心を持っていました。長野は現在でもみその主要な産地として知られていますが、信濃国にみそづくりが普及したのは武田信玄が行軍用につくらせたみそ「川中島溜り」以来とされています。また、伊達政宗は軍用みそを他に頼らずに自給しようと考え、城下に日本初のみそ工場である「御塩噌蔵」を建設しました。みその携帯は、干すか焼くかしてみそ玉にしたものを他の食料と一緒に竹の皮や手拭いで包み、腰に下げるのが一般的だったようです。

平均寿命が37、38歳の時代に75歳と長寿だった徳川家康。葉菜5種、根菜3種が入ったみそ汁を食べていたようで、代々の将軍も家訓を守り食膳にみそ汁を欠かさなかったとか。江戸時代になるとみそはなくてはならない食品として、生活に浸透。元禄期の江戸は人口が50万人を超え、江戸と近郊の生産量ではまかなえなくなり、みそが三河や仙台から運ばれ、みそ屋が大繁盛します。みそを題材にした落語や川柳がつくられたり、多くの料理書が刊行されてみそ料理がますます洗練されたりと、みそ文化が花開いた時代です。

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みその歴史(鎌倉〜室町) http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/history/kamakura-muromachi/ http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/history/kamakura-muromachi/#respond Tue, 07 Mar 2017 09:45:43 +0000 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/?p=64 それまでのみそは食べ物にかけたり、つけたりするものでしたが、鎌倉時代に大きな変化が起きます。みそ汁の登場です。禅僧の影響ですり鉢が使用されるようになり、「粒みそ」をすりつぶした「すりみそ」がつくられました。すりみそは水に溶けやすく、みそ汁として利用されるようになったのです。鎌倉武士の食事の基本として、確立された「一汁一菜」が、現代まで受け継がれてきました。

吉田兼好の「徒然草」(1331年頃)の215段には、平宣時の昔語りとして、最明寺入道(鎌倉幕府五代執権・北条時頼)と台所の棚の皿にこびりついていた少しのみそを肴にして、二人で気持ちよく酒を酌み交わした逸話が書かれています。室町時代になると栽培の推奨に伴って大豆の生産量が増え、みその自家醸造が始まりました。また、今に伝わっているみそ料理のほとんどがこの時代につくられ始めています。みそ汁も庶民の間に浸透しました。

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みその歴史(奈良〜平安) http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/history/nara-heian/ http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/history/nara-heian/#respond Tue, 07 Mar 2017 09:43:19 +0000 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/?p=62 奈良の都には官許によって、みその前身ともいわれている未醤や醤を扱う商店が一軒ずつあったようです。尾張・隠岐・駿河・長門・但馬・伊豆・豊後の「正税帳」にも未醤・醤の記載があります(730年)。正税帳とは国司が毎年提出する帳簿のひとつで、今でいう収支決算書にあたるものです。

平安時代には高級官僚の給与としてみそが支給されていました。
贈答品としても重宝されたようで、みそが役人の家に届けられたと記している資料もあります。平安貴族の食卓にはのぼっても、みそは庶民にはなかなか手に入らない贅沢品でした。「味噌」という表記が最初に文献に現れるのは901年。ちなみに「噌」という漢字は、味噌以外には使われることはなく、みそのために作られました。

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みそができるまで http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/about/production-flow-of-miso/ http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/about/production-flow-of-miso/#respond Tue, 07 Mar 2017 08:21:02 +0000 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/?p=58 みそは麹と大豆、塩を混ぜて仕込みます。米みそと麦みそは使用する麹が米か麦(大麦または裸麦)の違いで製造工程としては同じです。米みそは甘口・辛口、赤みそ・白みそなどバリエーション豊かです。麦みそは麦麹の割合が多いので、麦独特の香りがあり、さらりとした甘みがあります。

(豆みその製造工程)
豆みそは蒸した大豆を丸くまとめた「みそ玉」をつくり、そこに種麹と香煎(大麦または裸麦を煎った粉末)を散布。充分に繁殖した状態のみそ玉を「豆麹」といいます。

 

[米みそ・麦みその製造工程]

米味噌・麦味噌の製造工程米味噌・麦味噌の製造工程

 

[豆みその製造工程]

豆味噌の製造工程豆味噌の製造工程

 

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日本の食文化を支える麹 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/about/rice-malt/ http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/about/rice-malt/#respond Tue, 07 Mar 2017 08:07:46 +0000 http://dev0.web-fukurou.com/hanamaruki/?p=55 みそなどの発酵調味料や日本酒は、麹がなくてはつくれません。麹とは、米や麦・大豆などの穀物に「麹菌」を付着させ、繁殖させたもの。温暖多湿な日本の気候は、麹菌が生息するために理想的な環境なのです。麹菌は日本の「国菌」にも認定されています。麹菌にも種類がありますが、主にみそや醤油、日本酒づくりに用いられるのがAspergillus oryzaeに代表される「黄麹菌」です。米に麹菌を加えて繁殖させたものが「米麹」。米みそ、日本酒、みりん、酢、甘酒などの原料となります。

麹には多くの酵素が含まれており、魚や肉をやわらかくし、素材の旨みを引き出すという特徴があります。万能調味料として人気が定着した「塩こうじ」は、米麹と塩を丁寧に熟成させたもの。実は古くからあった伝統的な調味料で、漬物や魚の漬け床として使われてきました。今では液体タイプの塩こうじも誕生しています。

液体塩こうじブランドサイトへ

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