一汁一菜は鎌倉時代の禅寺からはじまった食事のかたち。それが広まって、「ごはんとおかずとみそ汁」という組み合わせが、日本の食卓の定番となりました。そして食の洋食化なども進み、私たちの食生活はとても豊かなものになりましたね。
最近ではコンビニエンスストアやファミリーレストランの普及もあり、手軽で便利なものも増えました。
メニューも豊富でいろいろな料理をおいしくいただけますが、どうしても油ものや炭水化物などが多くなり、野菜の量が不足しがちになります。
できあがった惣菜を家庭で食べる食事を中食 (なかしょく) と呼びます。お手軽な反面、栄養バランスが取りづらいこともあります。
値段もお手ごろで、種類もさまざま。ただ、「食の安心」という意味では、やっぱりつくった人の顔が見えたほうがいいですよね。
簡単・短時間で用意できるのが魅力ですが、栄養面ではアンバランス。空腹をおさめる程度でしかありません。